注.「節子の鶏鳴日記」以外の更新個所です
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鶏鳴日記/最新更新時刻:2026/10/29
いのちの講座161号(2026年10月29日発行)から
米国産生鮮ジャガイモの輸入にNO!
アメリカは1993年以来、生鮮じゃがいもの市場開放を要求。生鮮ジャガイモは種いもへ転用可能なため、有害な病害虫がジャガイモに付着して輸入されると国内に広がるリスクが大きいため、輸入を認めてこなかった。
特に問題の病害虫は、ジャガイモシストセンチュウ(通称Gr)、ジャガイモシロシストセンチュウ(通称Gp)だ。Gr・Gpはナス科植物の根に寄生する土壌線虫で一度土壌に定着するとほぼ根絶が不可能とされる。シストセンチュウの雌は体に卵を100から300個ほど産み付け、死ぬと体が硬い殻(シスト)となって卵を守る。そのため乾燥や低温への耐性が高く農薬も効かない。防除が困難で拡散も防げない。じゃがいもの主要生産地である北海道はじめ農業への打撃、食料自給率の低下、食の安全性への懸念がある。
2006年、ポテトチップスなどの加工用に限り厳しい条件つき(指定産地から密閉コンテナで輸送、指定の加工施設に直送するなど)で生鮮ジャガイモを解禁した。
同年、アイダホ州でシストセンチュウが発生し、日本は輸入を一時停止。その後発生のないことが確認されたとする地域からの輸入を再開した。
2015年、日本にいなかったシロシストセンチュウ、北海道で発見 約680haで作付け不能に
2020年、第一次トランプ政権は生鮮ジャガイモの輸入全面解禁を要請
2020年、これを受けて、日本政府は(輸入の事前準備?)ジャガイモのポストハーベスト農薬である殺菌剤ジフェノコナゾール(発がん性や神経毒性が指摘)の食品添加物指定と残留基準を大幅に緩和した。
残留基準0.2ppmを米国が示した残留試験成績の最大値3.58ppmが収まる4ppmに設定( なんと20倍!) 4ppmは幼小児の一日摂取許容量(ADI)の70.2%になる
2026年、輸入に向けて検疫協議を開始。米国から提出されたデータをもとに病害虫のリスクや米国における防除技術の有効性を検証中。日本側の検疫での厳しい検査はされるのだろうか?
2026年3月米国の超党派議員がトランプ政権に日本市場の早急の開放を求めた。
規制撤廃されれば年間約1億5000万ドル(233億円)の輸出増につながるとの試算を示した。
米国業界紙Potato Businessの記事によれば、アメリカの輸出用生食じゃがいもは、2023年度で、およそ61 万1千トン、金額ベースでは約3億2800万ドル。 1トンあたり536ドルで輸出している。 これで1億5000万ドルを割り算すると、約28万トンの輸出量になる。国内需要量が350万トン、そのうち生食用需要は15%で約52万トン。この半分以上を輸入が占める計算になる(八田純人氏)。
また、じゃがいも生産量で見ると229万5000トン(2024年)なので、 約28万トンの輸出量は日本のじゃがいも生産量の約1割強になる。いづれにしても大量輸出を狙っていると言える。その量に対し検査で万全のチェックができるかと言えば事実上不可能だ。
国内でシストセンチュウなどが蔓延した場合、「アメリカからの輸入生鮮じゃがいも」に発生原因の可能性が推測されたとしても、因果関係を証明することは困難であり、輸入制限をかけることはできないだろう。その結果、アメリカ産じゃがいもは、国内でまん延があっても、輸入はされ続けることになる。そしてじゃがいも産地は壊滅する・・・
病害虫の侵入を許さないためには生鮮ジャガイモの完全輸入禁止を維持する以外ない!
道内では小麦・豆類・ジャガイモ・甜菜の輪作体系が確立しており、ジャガイモの作付けができないと輪作体系は崩壊する。またジャガイモと同様のナス科のピーマン、トマト、ナスにもリスクがあるのだ。
害虫の脅威に加え、安価な輸入品が大量流入すれば産地の崩壊へつながる。
日本に不要な米国ジャガイモのために日本農業が多大な脅威にさらされる。コメの苦境にジャガイモが加わり、食料主権、食糧安全保障が踏みにじられている。この理不尽は対米隷属の結果であり、これはまさに国難なのだ!
農水省はWTOのSPS協定(衛生植物検疫措置の適用に関する協定)に基づく協議として避けられないと説明している。しかし、SPS協定下にあるEU、オーストラリア、ニュージーランド、中国などは生鮮ジャガイモの輸入を全面的に禁止している。
日本には米国の要求を拒否するという選択肢が事実上ない。
私たちは対米自立を本気で求め断固輸入拒否の国民運動を展開したい!
<生鮮輸入ジャガイモの食の安全への懸念>
PH農薬の殺菌剤ジフェノコナゾールに加え、芽止めのPH農薬クロルプロファムの残留
(PH農薬は禁止だが政府は貿易障壁としないよう食品添加物の保存料として認めるようになった)
1)クロルプロファムはフライドポテトに高濃度残留
横浜国大環境研紀要21,17-22(1995):日本およびアメリカ,カナダで一般に販売されている じゃがいもとじゃがいも製品89検体について,(中略)クロロプロファムの残留調査を行った。検出数は 26検体で,最高値は日本のファーストフード店で購入したフレンチフライポテト。
2)クロルプロファムがポテトチップスに残留 食品分析センター 検査2025
調査をした27製品中、海外のじゃがいもを原材料にしていると考えられる9製品からクロルプロファムが検出。特にポテトフレークや乾燥じゃがいもタイプからの検出が目立つ。
*EUでは健康上の懸念があり予防原則の観点から2019年にクロルプロファムは使用禁止
3)遺伝子組み換えジャガイモ 冷凍加工原料ポテトとして輸入
12種類承認済(アクリルアミド産生低減、打撲黒斑低減など)
GMは表示義務があるが、外食のフライドポテト、マッシュポテト等にはGM表示不要
4)ゲノム編集ジャガイモ
米国企業シンプロットが開発した「小型塊茎数ジャガイモ品種」の届出、いまのところ上市未定 (ゲノム編集食品は表示不要、安全性審査不要、任意の届け出で流通できる)
(安田)
過去ログは「節子の鶏鳴日記」にあります
全国河川のPFAS調査マップ
釣り人の団体が河川の魚がいなくなったことから、ネオニコチノイド農薬汚染を調べています。
農民連食品分析センターがネオニコの検査で届いた247検体のうち、115の河川試料を、流用させていただき、PFAS汚染を調べた結果です。
市民ベースの調査では最大規模。活用しましょう。
一般社団法人農民連食品分析センター:釣り人たちと作った河川のPFAS調査マップ2024
農民連食品分析センターがネオニコの検査で届いた247検体のうち、115の河川試料を、流用させていただき、PFAS汚染を調べた結果です。
市民ベースの調査では最大規模。活用しましょう。
一般社団法人農民連食品分析センター:釣り人たちと作った河川のPFAS調査マップ2024
ネオニコ系農薬 人への影響は【報道特集】無料視聴
期間限定で無料で視聴できます。#TBS #報道特集 #ネオニコ系農薬

ネオニコ系農薬 人への影響は(約21分)
また、国民会議で作ったパンフ「ネオニコパンフ改訂4-2018」のPDF版がフリーで公開されています。
⇒ネオニコパンフ改訂4-2018_最小.pdf

ネオニコ系農薬 人への影響は(約21分)
また、国民会議で作ったパンフ「ネオニコパンフ改訂4-2018」のPDF版がフリーで公開されています。
⇒ネオニコパンフ改訂4-2018_最小.pdf
GABAトマト反対共同声明のお知らせ
遺伝子組換え食品を考える中部の会は、厚生労働省に対し、ゲノム編集GABAトマトの
市場流通に反対する『共同声明』を、2020年12月24日、全国63団体(12/24現在)
の賛同を得、厚生労働省に提出しました。食政策センター・ビジョン21も賛同団体に加わっています。
⇒プレスリリース版『共同声明』(PDFファイル)
⇒プレスリリース版『共同声明』(PDFファイル)

カメムシ斑点米──米の検査の見直しを求めるアンケートに対し、多くのみなさまにご協力いただき、感謝申し上げます。 集約結果は以下でご覧下さい。⇒斑点米アンケート結果
斑点米冊子 無料ダウンロードのお知らせ
2017/08/12 追記
以下で紹介している、反農薬東京グループとビジョン21で製作した冊子「知っていますか? 斑点米と農薬とミツバチ大量死」は「米の検査規格の見直しを求める会」で無料ダウンロードできるようになりました。ぜひ活用下さい。
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「知っていますか? 斑点米と農薬とミツバチ大量死」以下で紹介している、反農薬東京グループとビジョン21で製作した冊子「知っていますか? 斑点米と農薬とミツバチ大量死」は「米の検査規格の見直しを求める会」で無料ダウンロードできるようになりました。ぜひ活用下さい。
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A5版16P/カラー

◆目次
1,斑点米って知ってる?
2,どうして斑点米がいけないの?
3,カメムシは周辺の雑草から水田へ
4,カメムシと農薬
5,農薬散布の仕組み
6,死ぬのはミツバチばかりじゃない
7,ネオニコチノイド系農薬とは
8,見栄えが第一だから
9,色彩選別機ではじく斑点米
10,消費者は農薬散布を望まない
米の検査規格の見直しを求める会 発行
A5判 16ページ、カラー印刷
定価100円(送料別)
文・構成 辻万千子・安田節子
イラスト 小澤明子/編集 山田美智子
◆問い合わせ先
E-Mail:webmaster@yasudasetsuko.com
食政策センター・ビジョン21
TPPを読み解く小冊子作成のお知らせ
増刷できました! お申し込みよろしくお願い致します(2013年12月18日追記)
イラストを多用して簡明にわかりやすく解説したTPP問題を読み解く小冊子ができました。
ビジョン21制作「ないしょないしょのTPP本当の話」
A5版16ページ カラー

◆ご注文方法
代金を先にお振り込みいただき、着金を確認次第、発送致します。
◆郵便振替用紙 通信欄に「TPP冊子 ○部注文」と必ず明記してください。
郵便振替口座:00290-7-56537
口座名義:ビジョン21
◆料金
1部100円×部数+送料
◆送料
1〜20部まで……80円
21〜30部まで……160円
31〜40部まで……350円
41部〜60部まで……500円
100部……関東950円 関西1050円
その他の部数の送料はお問い合わせください。
◆問い合わせ先
E-Mail:webmaster@yasudasetsuko.com
食政策センター・ビジョン21




































































